実績と評判で選ぶおすすめの病院BEST5圧迫骨折で治療を受けるときにどこのクリニックがいいのか迷ってしまいます。そこで病院の特徴や医師、手術方法、患者の口コミ情報、所在地といった内容をもとにベスト5で紹介していますので、参考にしてみてください。さらに良い病院を選ぶポイントも解説しています。
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知っておきたい圧迫骨折に有効な治療法と手術方法

圧迫骨折時の治療法と手術の種類について解説しています。

圧迫骨折の治療法は2択[保存療法or手術療法]

圧迫骨折になった場合、現在の医学では多くの場合、先ずは保存療法で治療することになります。

詳しくは後述する各ページで解説していきますが、保存療法は安静にして圧迫骨折の経過をみていく治療法になります。

保存治療では通常、コルセット等と平行して、鎮痛薬の投与によって痛みを和らげる方法も採用されています。

これに対して骨折後2~3ヶ月程度過ぎても痛みが残っている場合や、脊椎が変形をしてきた場合などには、手術療法が検討されます。

手術療法には、一般に圧迫骨折の箇所が2か所以内の場合に適用となる経皮的椎体形成術(BKP、PVP)等があります。また、脊椎が変形をしてきた場合などには椎体形成術に後方進入椎体固定術等を併用する手術方法等が検討されます。

変形の状況によっては椎間板を除去して椎体を固定する方法であるTLIF、PLIF及びXLIFといった方法がとられる場合もあります。

病院によって治療方針が異なるので断定はできませんが、一般的に言えば3椎間以上の場合で保存療法では治療が難しいと判断された場合、また2椎間以内であってもBKPによる手術ができない場合は、固定術がとられることが多いようです。

保存療法

圧迫骨折をした場合、すぐに手術や処置をするのではなく、痛みが少ない軽度の圧迫骨折であれば、症状が出てから数ヶ月間は「保存療法」を行うのが一般的です。 骨折した部分をギプスで固定し、骨が繋がるまで待つ療法となりますが、この時期はとにかく安静を心掛けることがもっとも重要です。 保存療法を行う期間は2ヶ月ほどが目安ですが、患者さんの状態や医師の判断により、期間が異なることがあります。 そのほか、こちらでは圧迫骨折におけるコルセットや鎮痛剤の活用について、そのほか治療中の痛みの対処法などについて解説しています。

保存療法について詳しくはこちら>>

経皮的椎体形成術(BKP、PVP)

2椎間以内での比較的軽度な圧迫骨折で多く用いられる手術法が「経皮的椎体形成術(PVP)」です。 保存療法で除去できなかった鎮痛効果が期待できる手術方法で、圧迫骨折によってつぶれてしまった椎骨を整復していきます。 このため、経皮的椎体形成術は「骨セメント療法」と呼ばれることもあります。 PVPに対して、バルーンを用いて椎骨や脊柱の変形した部分を元に戻してセメント注入を行う「バルーン椎体形成術(BKP)」は、2011年1月より健康保険の適用になっていることに加え、専門の医術研修施設で実習をして、はじめて施術できる圧迫骨折の治療法として注目されています。 こちらでは、PVPやBKPにおける注意点や、これらの治療が望ましい症状などについて解説しています。

経皮的椎体形成術(BKP、PVP)について詳しくはこちら>>

後方進入椎体固定術(TLIF、PLIF)

圧迫骨折(多発性圧迫骨折)が3椎間以上した場合、椎体形成術に固定術を合わせて使用することがあり、また圧迫骨折の後で脊椎が変形してしまった時に用いられる手術法には、「片側進入腰椎後方椎体間固定術(TLIF)と、後方進入腰椎椎体間固定術(PLIF)が用いられます。 こちらでは、TLIFとPLIFそれぞれの手術方法についてなど、これらの治療が勧められる患者さんなどについて解説しています。

後方進入椎体固定術(TLIF、PLIF)について詳しくはこちら>>

低侵襲腰椎前方進入椎体固定術(XLIF)

圧迫骨折後の脊椎変形に対する療法には、低侵襲腰椎前方固定術(XLIF)という治療方法もあります。 XLIFは直接神経の圧迫箇所に触らなくても、間接的に除圧でき、また神経症状を改善することのできる優れた治療法です。 脊柱変形の治療法としては、胸腰椎の前方侵入による固定術や、後方侵入による固定術など、いろいろな手術方法があります。 XLIFでは切開が少なくて済、経費的椎弓根スクリュー刺入術(PPS)という術式と見合わせることにより、背中の筋肉のダメージも抑えることができます。 こちらでは、そのほかのXLIFのメリットや問題点などについて解説しています。

低侵襲腰椎前方進入椎体固定術(XLIF)について詳しくはこちら>>

【コラム】低侵襲手術が患者さんにとって最善といえるのか?

圧迫骨折の治療を調べていると、多くの病院で「低侵襲手術」を売りにしている印象を受けます。 低侵襲手術は、皮膚の石灰が少ない小切開手術と捉えられており、圧迫骨折などで脊椎に手を加える場合は、こうした小切開手術が患者の体の負担を減らし、安全性においても高い効果を発揮します。 圧迫骨折に伴う手術は、体の重要な部分を手術することになりますので、安全で確実な手技が非常に重要です。 そのため、小切開手術を行っているというだけでなく、手術を受けるにあたっての医療施設選びにおいて抑えておきたいポイントがあります。 ここでは、こうした小切開手術についての考え方や、抑えておきたいポイントについて解説しています。

【コラム】低侵襲手術が患者さんにとって最善といえるのか?について詳しくはこちら>>

【コラム】名医選びのポイントは?

圧迫骨折は神経に関わる可能性があるため、より名医に治療をしてもらうことが重要です。 名医選びのポイントとしては、脊椎の症状に関する十分な知識を持っていること、脊椎脊髄外科指導医に認定されていること、圧迫骨折の治療経験が豊富であることなど、たくさんのチェック項目があります。 こちらでは、圧迫骨折の治療を受ける際の名医選びにおいて抑えておきたいポイントについて解説しています。

【コラム】名医選びのポイントは?について詳しくはこちら>>
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