比較ポイントは、「症例数」「病院の特徴」「口コミ評価」です。さらに、経皮的椎体形成術(BKP、PVP)、後方進入椎体固定術(TLIF、PLIF)、低侵襲腰椎前方進入椎体固定術(XLIF)など対応している手術方法についても紹介しています。
圧迫骨折治療における病院選びでお悩みの方や、脊柱脊髄の治療を受けなければならない患者を抱えているご家族の方は、ぜひ参考になさってください。
1990年愛媛大学医学部卒業。岸和田徳洲会病院にて勤務、その後はフジ虎ノ門整形外科病院診療の部長を勤め、新横浜スパインクリニック院長となる。日本整形外科学会脊椎脊椎病医の肩書を持ち、日本脊椎脊髄病学会、日本脊椎・脊髄神経手術手技学会に所属している。後縦靭帯骨化症の手術は150件を超え、ヘルニアを含めた脊椎手術の実績は5,000件を超えるなど、脊椎に関する手術は全国でもトップクラスの実績があります。
整形外科の中でも脊椎専門の名医がいる病院なので、安心して治療を受けることができました。先生やスタッフさんもとても親切でしたので、治療中や手術の時も不安な思いをしなくてすみました。
さすが的確な治療をするという評判だけあり、診断、そして治療のレベルは高いです。手術後短期間で歩けるようになって、自分でも驚いています。
圧迫骨折の治療をした友人の紹介で、手術を受けることにしました。今まで膨大な数の手術をしてきた先生だから任せて安心。スタッフもみな気さくな方ばかりでしたので、リラックスして治療を続けられました。
最新の手術法を実施。まだ日本に数少ない立位MRI、全身撮影X線(EOS)の双方の設備を備えている。また、手術中にナビゲーションシステムと連動し、脊椎の三次元画像情報を確認できるOアームなど、手術の安全性を高める設備も積極的に導入。
さらに保存療法(投薬・注射・理学療法)や上記以外の手術療法(前方固定術、後方椎弓拡大形成術 経皮的椎体形成術、頚椎椎弓形成術、黄色靭帯手術、脊柱固定術、脊柱椎弓形成術、腰椎椎間板ヘルニア摘出術など)にも対応している。
症例数 | グループ合計1,503件(平成26年) ※品川志匠会病院:969件、新横浜スパインクリニック:534件 これまでのグループの手術実績合計6,000件以上 |
---|---|
所在地 | 品川志匠会病院/東京都品川区北品川1-29-7 新横浜スパインクリニック/神奈川県横浜市港北区北新横浜1-5-5 |
1995年慶應義塾大学医学部卒業後、同大学整形外科学教室入局。川崎市立川崎病院、国立病院機構村山医療センター、済生会横浜市東部病院等を経て現在に至る。2012年に平和病院横浜脊椎脊髄病センター設立。高月整形外科病院八王子脊椎脊髄病センター長兼任。
執刀手術は約6000例と豊富な実績があり、脊椎変性疾患や脊椎外傷など、脊髄に関する様々な症状に対して専門性を持っている。
横浜市鶴見区にある平和病院内に併設された脊椎脊髄専門のセンターなので、高度な治療が期待できました。
治療だけでなく、術後のリハビリテーションや日常生活の管理法までしっかりとアドバイスしていただけました。
内視鏡手術の名医がいるとの評判をききつけ、治療に通っています。
内視鏡下椎間板切除(MED)、内視鏡下椎弓切除術、椎間板後方切除術(Love法)、開窓術(MIS片側進入両側除圧)、椎弓切除術など、患者の症状にあわせて治療計画を立てて対応している。
症例数 | 482件(平成26年度1月~10月) |
---|---|
所在地 | 神奈川県横浜市鶴見区東寺尾中台29-1 |
1980年浜松医科大学医学部卒業、1988年に浜松医科大学大学院医学研究科博士課程修了。1980年から浜松医科大学産婦人科に研修医として勤め、医学部助手、医学部講師、教授などの経歴を経て、2018年に浜松医科大学の副学長となる。産婦人科、臨床薬理内科の科長も兼任している。執刀手術は約6000例と豊富な実績があり、脊椎変性疾患や脊椎外傷など、脊髄に関する様々な症状に対して専門性を持っている。
医師ばかりでなく、スタッフも皆親切。大学病院の敷居の高さを全く感じさせません。
入院時の教授回診でも、とてもフレンドリー。“人”を大切にしている病院であることが伺われます。
治療が難しい病状なら、迷わず最先端技術をもっている大学病院をおすすめします。
不明
症例数 | 571件(平成24年) |
---|---|
所在地 | 静岡県浜松市東区半田山1-20-1 |
東京大学医学部医学科卒業後、東京大学医学部整形外科学教室に入局、1990年に岩井整形外科内科病院の院長に就任する。
日本脊椎脊髄病学会指導医としても活動しており、脊髄内視鏡手術数は年間に300人と多く実績も豊富である。
院長先生自ら詳しく病状を説明してくれました。看護師さんの対応もよく安心して治療が受けられました。
治療までの時間が短く、待たされることもありません。初診から半月で手術が受けられました。
治療が難しい病状なら、迷わず最先端技術をもっている大学病院をおすすめします。
頸椎、胸椎、腰椎椎間板ヘルニア手術、脊柱管狭窄症除圧術、レーザー椎間板減圧術、内視鏡下椎体固定術、経皮的髄核摘出術など
症例数 | 955件(平成26年) |
---|---|
所在地 | 東京都江戸川区南小岩8-17-2 |
1973年東京大学卒業。日本整形外科学会専門医、日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医、日本整形外科学会認定スポーツ医、日本脊椎脊髄病学会認定脊椎脊髄外科指導医などの専門医資格を持つ。年間脊椎手術数は100人の実績を持つ。
他の病院で手術しましたが、改善せずこちらの病院へ。最初から三楽病院で診てもらえばよかったです。
患者一人ひとりの体力や骨の強さに応じた治療計画をたててもらえるので、高齢者でも安心して治療が受けられました。
難易度の高い手術も積極的にしているし、患者に病状と治療方針をしっかりと説明する姿勢が良かったです。
脊椎インストゥルメンテーション手術、最小侵襲手術(MIS)、バルーン後弯形成術(BKP)
症例数 | 352件(脊椎疾患・平成20年)、66件(関節疾患・平成20年) |
---|---|
所在地 | 東京都千代田区神田駿河台2-5 |
今回ピックアップするのは、「医療法人 志匠会」が運営する品川志匠会病院/新横浜スパインクリニックです。
腰・首の専門クリニックと謳う病院の中で、ベッド数20床以上ある脊椎専門病院です。
品川志匠会病院と新横浜スパインクリニックは同じ志匠会グループに属していて、2つをあわせて脊椎の手術症例数は年間1,500例の実績があります。月間でみても100以上の多大な症例を治療しています。
その年間約1,500例のうち、圧迫骨折に対するBKPの手術症例数は93例(品川志匠会病院:48例、新横浜スパインクリニック:45例)。両施設ともそれぞれ月に4例程度行っている計算となりますので、技術と経験の点でも信頼できます。
志匠会グループ理事長である大田快児医師は、これまでに5,000件を超える手術実績を持ち、新横浜スパインクリニックの葛西院長・品川志匠会病院の梅林副院長をあわせると、グループ全体で8,000件を超える手術をしています。
このふたつの施設は、治療方針が統一されているばかりか、週一回はドクターが行き来して統一した術式で治療しているとか。このため、どちらの施設でどのドクターの診療を受けても、統一されたレベルの高い治療が受けられます。
手術後の合併症発生率も0.3%以下。治療後に手術中の操作が原因で永続的に寝たきり状態や車イスが必要な状態になった患者さんは一人もいないことからも、その実力の程が伺えます。
圧迫骨折の治療法として現在、日本においてBKP(椎体をセメントで形成する術式)といわれる術式が広く行われるようになっています。そして、このBKPを日本で導入する際に治験を行った全国7施設の中に、新横浜スパインクリニックが入っています。
また、BKPは専門の技術研修施設(技術認定施設)で実習をしてはじめて施術できますが、その研修施設にも選ばれるほど。関東圏では新横浜スパインクリニックなど3カ所ほどしかなく、研修受け入れは新横浜スパインクリニックが一番多いそうです。
なお、BKPが日本に導入されたあと、BKPが行えるドクターは限定されており、その中でも志匠会グループは全国有数の手術件数を誇っており、熟練度も折り紙つき。手術はあくまでも技術・経験が重要であり、同じ術式であればより多くの数をこなしている医師の方が、確実性・安全性の面においても信頼できることはいうまでもありません。
BKPにおける実績はもちろんのこと、品川志匠会病院・新横浜スパインクリニックでは、アメリカでは10年以上前から施術され2013年に日本で本格的に導入された、「低侵襲脊椎前方固定術(XLIF/エックスリフ)」による手術が受けられます。
この手術ができる医師は、日本でもごく僅か。全国でもまだ1,000例ほどの新しい術式です。品川志匠会病院・新横浜スパインクリニックでは2014年6月頃から導入し、すでに2015年2月の段階で100件を超える実績があるそうです。
XLIFの導入によって、腰の痛みに対してまずBKPで対応。曲がってきたところでBKPとXLIFを併用、もしくはXLIFで対応するなど、患者さんの症状に応じて幅広く対応できるのが最大の強みといえます。
日本に数台しかない最新鋭の立位MRI、全身撮影X線(EOS)の双方を備える国内唯一の施設です。
手術中にナビゲーションシステムと連動し、脊椎の三次元画像情報を確認できるOアームなど、手術の安全性を高める設備を積極的に導入しています。
検査設備が充実しているため、他院で受診を受けた患者からセカンドオピニオンを求められることも多々あるそうです。
圧迫骨折で本当に怖いのは、骨折後に起こる脊柱変形による歩行障害、腰痛など、後に続く後遺症です。
圧迫骨折だけなら約90%はコルセットなどを使った保存療法で完治できます。ただし、骨が変形してしまうとコルセットだけでは対処は不可能。その変形してしまった人に対してどういう治療ができるのか。そこに病院の真価が問われるといっても過言ではありません。
ですから、きちんと診断ができ、且つ治すための最良の選択を提示できる病院を選ぶべきです。そうした観点からみても、志匠会が運営する品川志匠会病院/新横浜スパインクリニックは、信頼できる病院であるといえます。
※このサイトで紹介している情報は、全て個人が集めた情報です。最新の情報につきましては、公式サイトにてご確認ください。