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神経麻痺

圧迫骨折を放置しておくことで引き起こされる危険性が高い、神経麻痺についてまとめてみました。

主に脚部に強いしびれを伴う神経麻痺

それが交通事故やスポーツ事故などの強い衝撃であれ、転倒や尻もちなどの弱い衝撃であれ、何かしらの形で外部から加えられた力によって脊椎の椎体がつぶれてしまうのが圧迫骨折です。

なので患部を固定し安静に過ごすことで、折れた骨がくっつくのを待つ、これが圧迫骨折の基本的な治療法となります。

そうした保存治療を続けていても一向に折れた骨がくっつかず、骨折部がいつまでも不安定に動いてしまうケースがあります。

その状態のまま放置しておくと、やがて動いた骨の一部が後ろ側に飛び出し(=破裂骨折)、それが神経を圧迫。その結果、麻痺などの神経症状となって表われる危険性もあります。

圧迫骨折の症状は、大きく分けて「痛み」と「しびれ・麻痺」の2種類と言われていますが、若い人の場合には強い衝撃によって圧迫骨折になるケースが多いぶん、始めから両方の症状が認められる傾向にあります。

しかし高齢者の場合には、転倒や尻もち、あるいは咳やくしゃみといった軽い衝撃で圧迫骨折になるケースが多いため、最初は痛みのみ、場合によっては痛みさえ感じないこともあり、「大した怪我ではないだろう」と思って、得てして放置してしまいがちです。

その結果、受傷からしばらく経ってから神経症状が表われ、気づいたときには既に重篤化しているなんてことも間々あります。

こうした神経症状を伴う圧迫骨折の治療法としては保存治療だけでは不十分で、やはり手術が必要になってきます。

神経症状に対する手術は、神経を圧迫している骨を除去しスクリューとロットを用いて固定するといった方法で行われます。

細かいことを言えば、骨折した椎骨の大半を除去する方法や、偽関節部分に人工骨を挿入する方法など、いくつかの種類があります。

ちなみに、こうした神経症状に対する手術に要する時間は4~5時間程度。なかなかの大手術です。

それに対して、圧迫骨折の痛みを取る手術の所要時間は1時間程度ですので、できることならば神経症状を発するまで悪化させてしまう前に、圧迫骨折を治したいものです。

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