実績と評判で選ぶおすすめの病院BEST5 圧迫骨折治療において名実共に評価の高い病院を調べ、ランキング形式で紹介 詳しくはこちら
  • 60代女性のおよそ50%が患う?圧迫骨折の危険因子「骨粗鬆症」
  • 圧迫骨折後の脊椎変形に対応する注目の最新術式XLIF(エックスリフ)とは
  • 低侵襲・小切開手術が患者にとって最善といえるのか?

圧迫骨折とは

腰痛の女性画像圧迫骨折とは、外傷や椎骨の衰弱が引き起こす骨折です。

加齢による骨粗鬆症などで骨密度が減少し、骨同士がぶつかりあうことで脊椎の椎体(ついたい)が潰れてしまうことが原因です。

圧迫骨折には、高齢者や女性に多い腰椎圧迫骨折と骨粗鬆症が原因となる胸椎圧迫骨折の2種類があります。統計によると、発症している方のほとんどが中高齢者で、一年に90万人近くが圧迫骨折を起こしていると発表されています。成人男子には稀な病気ですが、70歳を超えた女性の3人に1人は、圧迫骨折の危険性が指摘されていて、50歳を超えたらいつなってもおかしくない病気なのです。骨粗鬆症による圧迫骨折が最も多いですが、なかには悪性腫瘍の転移や骨軟化症、腎性骨異栄養症などの病気によって骨の強度が低下して起こる場合もあります。

脊椎圧迫骨折(圧迫骨折)の種類

「骨折」と聞いて、骨がふたつに折れてしまう姿を想像する方もいると思いますが、脊椎圧迫骨折(圧迫骨折)は「折れる」というよりはむしろ、椎体と呼ばれる部分に外部からの圧力が加わることによって起こる骨折症状のことです。

脊椎圧迫骨折には大きく分けて、腰椎の部分が損傷する「腰椎圧迫骨折」と、胸椎の部分が損傷する「胸椎圧迫骨折」の2種類があります。このカテゴリでは2種類の圧迫骨折について、それぞれの「特徴」「原因と症状」「治療とリハビリ」についてまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

腰椎圧迫骨折

腰椎圧迫骨折は脊椎圧迫骨折の一種で、外部からの圧力によって、脊椎の椎体と呼ばれる部分が押しつぶされることによって起こります。その症状は激しい腰の痛みを伴います。骨折症状が治るまでの期間は、歩行や寝返りを打つことさえ困難な激痛に襲われます。また症状が悪化すると、下肢の痛みや痺れ、あるいは麻痺といった、ヘルニアに似た症状を発することもあります。

原因と症状腰椎圧迫骨折は、骨粗鬆症(骨の密度が低下してしまう病気)の人がなるケールが多いです。腰椎圧迫骨折は身体を動かしたときなどに激痛が走りますが、身体を動かさずに安静にしていれば、それほどの痛みを感じることはありません。しかし症状が進行して、椎体の骨が脊柱管内に突き出し、その骨が神経を圧迫してしまうと、安静にしていても下肢の痛みや痺れを感じます。
治療とリハビリ治療法は、他の骨折と同様に、患部を固定して安静に保つ「保存治療」が基本となります。まず硬めのコルセットを使用して、身体を極力動かさないことです。だいたい3~4週間程度(早い人なら2週間程度)で損傷した骨は形成して痛みも引いていきます。 治ったら普段から予防のために背筋をつけるためのトレーニングや、転倒しないためにバランス感覚を養うトレーニングを行うこともおすすめします。
 

胸椎圧迫骨折

胸椎圧迫骨折は脊椎圧迫骨折の一種で、外部からの圧力によって、脊椎の椎体と呼ばれる部分が圧迫されることによって起こります。原因は交通事故や転落事故、スポーツ事故などで起きた激しい衝撃はもちろんのこと、転倒や尻もち、咳やくしゃみといった軽い衝撃でも、胸椎圧迫骨折になってしまうケースがあります。症状が「痛み」のみの場合は、保存治療(コルセットまたはギブスによる固定)おこない安静にします。また「しびれや麻痺」を伴う場合には手術をおこなう場合もあります。

原因と症状原因は交通事故や転落事故、スポーツ事故などの思わぬアクシデントによって外傷を受けたとき起こる場合。もう一つは、転倒や咳、くしゃみといった軽い衝撃を受けたときに起こる場合があります。痛みは動けないほどの激しい痛みや、骨折の破片が脊柱管の内部に入り込み、神経を圧迫したときに生じる下肢のしびれや麻痺が、胸椎圧迫骨折の基本的な症状です。
治療とリハビリ治療については保存治療が基本となります。まず2週間ほどベッドの上で安静にし、痛みが緩和されてきたところでコルセットを装着します。さらに完全に痛みが引くまで2~4週間ほど安静に過ごします。また下肢のしびれや麻痺を伴うような圧迫骨折の場合には、手術を検討する必要もあります。痛みが引いた後も、リハビリを兼ねた予防として筋トレやストレッチをおこなうことをおすすめします。
 

■思い当たる方は要注意!圧迫骨折に結びつく原因と症状

ここでは、圧迫骨折の兆候や原因、症状などについてまとめてみました。

圧迫骨折の原因は外的な衝撃も一つですが、最も多いと言われているのは骨粗鬆症です。骨粗しょう症は骨密度が低下して起きる症状です。

痛みの他にシビレを伴う場合もありますので早めに整形外科を受診することをおすすめします。

圧迫骨折の危険因子・
骨粗鬆症
骨粗鬆症は、骨の中に空洞ができ、骨自体の強度が非常に低くなり折れやすくなる病気のことです。近年の調査では60代の女性の50%、70代以上の女性の70%が骨粗鬆症だと言われています。さらに骨粗しょう症になると、寝たきりになるリスクが約1.8倍も高まります。骨粗鬆症は「骨の生活習慣病」とも言われているように、普段から生活習慣の見直し・改善が大切です。
圧迫骨折が疑われる
症状・腰痛
以下のような痛みを感じたときは圧迫骨折のサインかもしれません。
●「起床時に立ち上がろうとして、腰に激痛が走った」
●「こむら返りが、ふくらはぎではなく腰に表われたような痛み」
●「腰部に痛みとともに汗がにじみ出るのを感じる」
【コラム】圧迫骨折は
予防できる?
圧迫骨折の原因は交通事故、転落事故、スポーツ事故などの激しい衝撃や、咳やくしゃみ程度の軽微な衝撃があります。これらは確かに直接的な原因ですが、間接的な原因として骨粗しょう症が上げらます。骨粗鬆症になると骨がもろくなり、ちょっとした衝撃で損傷してしまいます。まず強い骨を作るために生活習慣の改善や薬剤での治療も心がけていきましょう。
 

■本当に怖いのは?圧迫骨折が引き起こす病状悪化・後遺症

皆さんが知っている骨折は、骨が元通りにくっついてしまえば痛みも消え、完治となります。ですが脊椎圧迫骨折は、骨が治っても、脊椎が変形して痛みを伴う後遺症を引き起こす場合があります。ここでは、圧迫骨折が引き起こすさまざまな症状を紹介します。

背骨の曲がり・ゆがみ圧迫骨折を放っておくと、背骨は異常な形に曲がったりゆがんだりします。このうち背骨が横に曲がってしまう症状を脊椎側弯症、後ろに曲がってしまう症状を脊椎後弯症、背骨が前に曲がってしまう症状を脊椎前弯症と呼びます。このような症状は、骨粗鬆症による圧迫骨折が原因で、引き起こされるケースが大変多くなっています。
神経麻痺外的な衝撃によって、脊椎の椎体がつぶれてしまうのが圧迫骨折です。基本的に安静状態を保つことが治療法ですが、なかなか完治せずに折れた骨の一部が飛び出して、神経を圧迫してしまいます。そして神経の圧迫が痛みとしびれを引き起こします。
歩行障害圧迫骨折は保存治療を行うことによって、大抵2~4週間ほどで痛みが取れてきます。リハビリや再発防止のために「歩行訓練」をおこないますが、かえって悪化して「歩行障害」になるケースがあります。 原因は折れた骨の一部が神経を圧迫して、しびれや麻痺を引き起こします。このような症状が出た場合は、早めに整形外科を受診してみることをおすすめします。
逆流性食道炎圧迫骨折によって、背骨が曲がったりゆがんだりして脊椎側弯症・後弯症になるケースがありますが、それが原因で、さらに他の症状を引き起こす場合があります。特に脊椎後弯症の症状の人は、逆流性食道炎を患う人が多いことがわかってきています。脊椎後弯症の状態は腹部の圧迫招き、胃の上部が横隔膜よりも上にはみ出す「食道裂孔ヘルニア」という症状を引き起こす危険性もあります。
便・尿の失禁圧迫骨折によって、飛び出た骨により神経が圧迫されることで、さまざまな麻痺症状がおこるケースがあります。呼吸器や消化器といった内臓の麻痺や、自律神経などにも症状は表われます。内臓(泌尿器)の麻痺症状で言えば、膀胱直腸障害もそのひとつです。膀胱と直腸が同時に機能障害を起こし、失禁・頻尿・便秘などの症状がおこります。
 

■知っておきたい圧迫骨折に有効な治療法と手術方法

このカテゴリでは圧迫骨折の治療方法について解説しています。

現在圧迫骨折では2種類の方法があります。ひとつは「保存療法」もう一つは「手術療法」です。保存治療はコルセット等と鎮痛薬の投与によって痛みを和らげる方法です。これに対して骨折後数ヶ月過ぎても痛みが残っている場合や、脊椎が変形しまった場合などは手術療法が検討されます。「手術療法」にも種類がありますので参考にしてみて下さ。

保存療法まず症状が出たら、保存療法をおこなうのが一般的です。圧迫骨折した部分が自然に固まっていくのを待ちます。とにかく安静が第一です。腰椎圧迫骨折では硬性コルセットを使用し、場合によっては屈曲コルセットを使用することもあります。痛みの度合いにもよりますが、非ステロイド消炎鎮痛薬や血行改善薬を使用した薬物療法も並行しておこないます。
経皮的椎体形成術
(BKP、PVP)
経皮的椎体形成術(けいひてきついたいけいせいじゅつ)は2椎間以内の比較的軽度の圧迫骨折に用いる手術法です。経皮的椎体形成術(PVP)はつぶれた椎骨をセメントで整復する方法です。PVPは日本では保険診療の対象外で施術する病院は限られています。次にバルーン椎体形成術(BKP)はバルーンを用いて椎骨や脊柱の変形した部分を元に戻して、セメント注入を行なう施術です。こちらは健康保険の適応になっています。
後方進入椎体固定術
(TLIF、PLIF)
多発性圧迫骨折の場合に有効な手術法【TLIF・PLIF】は、3椎間以上の圧迫骨折で用いられる手術法です。手術法は片側進入腰椎後方椎体間固定術(TLIF)と後方進入腰椎椎体間固定術(PLIF)の2種類があります。施術内容は左右もしくは両側の椎間関節を切除して椎間板を摘出します。そこに骨などを詰めたケージと呼ばれる人工物を挿入して圧迫を解消し、ネジとロッドと呼ばれる金属(チタン)の棒で骨を固定します。
低侵襲腰椎前方進入椎体固定術(XLIF)低侵襲腰椎前方固定術(XLIF)は神経の圧迫箇所を間接的に除圧でき、神経症状を解消できるすぐれた術式です。XLIFでは胸腰椎に脇腹あたりから皮膚を切開して脊椎にアクセスし施術します。TLIFやPLIFと比べて大きなケージを設置でき、脊椎が沈み込みにくく安定感が増します。デメリットは手術の難易度が高いので対応できる医師が少ないことです。
【コラム】低侵襲手術が患者さんにとって最善といえるのか?最近では多くの病院が低侵襲手術をおこなっていますが、最善な方法なのでしょうか。確かに皮膚の切開も少なく神経への侵襲も少なければ、患者にとってベストな術式だと思います。低侵襲手術は非常に難易度の高い術式のため、優れた知識と経験を持つ医師やスタッフ、最新鋭の設備を備えた病院を選ぶことが重要です。
 

■痛みを感じたらすぐ相談!圧迫骨折治療に対応する病院一覧

このカテゴリでは圧迫骨折の治療実績と症例数が多く、口コミや評判が高いクリニックをランキング形式で紹介しています。さらにピックアップした病院も個別に詳しく紹介していますので、気になった病院がありましたら情報をチェックしてみてください。

実績と評判で選ぶおすすめの病院BEST5圧迫骨折で治療を受けるときにどこのクリニックがいいのか迷ってしまいます。そこで病院の特徴や医師、手術方法、患者の口コミ情報、所在地といった内容をもとにベスト5で紹介していますので、参考にしてみてください。さらに良い病院を選ぶポイントも解説しています。
品川志匠会病院/新横浜
スパインクリニック
脊椎専門に治療しているクリニック。手術症例数は6,000件を超え、治療にあたる医師のレベルも非常に高いです。日本でもまだ執刀できる医師が限られている低侵襲脊椎前方固定術(XLIF/エックスリフ)をおこなっています。設備面では日本で導入事例が少ない最新鋭の検査・治療機器を備えています。
平和病院 横浜脊椎脊髄病
センター
平和病院横浜脊椎脊髄病センターは、横浜地区で脊椎脊髄治療に特化した脊椎脊髄施設です。高度な技術と豊富な知識を持った医師やスタッフが揃っています。保存的治療から低侵襲手術、難治症例に対する根治手術、リハビリテーションに至るまでのすべての治療が受けられる脊椎脊髄治療の専門施設です。
浜松医科大学浜松医科大学は最先端の医療研究と診察をおこなっています。患者の病状やニーズに対応できるように、科の中でも治療内容によって細分化され、専門外来制で治療にあたります。大学病院ならではの高度医療が期待できます。
岩井整形外科内科病院岩井整形外科内科病院は、慢性腰痛や圧迫骨折、頚椎の疾患治療において実績と評判のある病院です。受診から手術まで1ヶ月以内でおこなう短期間治療などが評判のようです。手術においては5,000件以上の実績を誇っています。
三楽病院三楽病院は、各科を開設している総合病院です。脊椎疾患と関節疾患が得意ですが、その他にもリウマチや一般整形外科疾患といった症状の診察もおこなっています。レベルの高い治療と柔軟な対応についても評判です。
日本赤十字社医療センター日本赤十字医療センターは、多くの診療科を有する総合病院です。日赤では、脊椎整形外科と骨・関節整形外科と2つの科に分けて治療をおこなっています。過去20年で約3,000件の脊椎手術の経験を誇っています。人工股関節手術や骨切り手術など専門的な診療も定評があります。
慶応義塾大学病院慶応義塾大学病院は、1922年開講という長い歴史を持っており、レベルの高い医療をおこなっています。現在までに1,000名を超える整形外科医を輩出してきた名門です。医療機関として困難な疾患にも積極的に取り組み、世界レベルの先駆的・先導的な医療体制を誇っています。
苑田会苑田会は、東京足立区で病院や歯科クリニック、老人保険施設を運営している医療グループです。苑田会東京脊椎脊髄病センター(第三病院内)は圧迫骨折や脊椎脊髄などの治療を専門的におこなっています。4年前より脊椎圧迫骨折専門外来を開設して、装具療法のほか椎体形成術を積極的に取り入れています。
八王子脊椎外科クリニック八王子脊椎外科クリニックは、脊椎脊髄外科を専門に開設にしたクリニックです。医師のレベルがとても高く、脊椎脊髄外科指導医である院長を中心として、日本脊髄外科学会認定医の副院長、日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医が常駐しているので、安心して高度な診断や治療法が受けられます。
村山医療センター国立病院機構である村山医療センターは、陸軍病院として創立された総合病院です。整形外科に力を入れており、脊椎・脊髄を専門としている医師が12名も在籍しています。手術実績も豊富で、圧迫骨折はもちろんのこと、特に脊柱側弯症、結核性脊椎炎、脊髄損傷といった専門性の高い疾病に対して、先進的な医療体制で治療をしています。
国際医療福祉大学 三田病院国際医療福祉大学三田病院は、東京都の指定二次救急医療機関の指定を受けている総合病院です。その中でも圧迫骨折や腰部脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、腰椎分離症、腰部椎間板ヘルニアなどの治療は脊椎脊髄センターで診療しています。顕微鏡下手術と内視鏡下手術を用いた低侵襲手術を得意とし年間3,000名以上の患者が受診しています。
武蔵野赤十字病院武蔵野赤十字病院は、専門外来に特化し難しい疾患の検査・治療を主に行っています。整形外科では高い専門性の知識や経験を持った医師がたくさん在籍しています。その中でも整形外科の部長であり、病院の副院長でもある山崎医師は脊椎脊髄分野のエキスパートです。専門に特化してるため、診察には紹介状と予約が必須なので注意が必要です。
横浜南共済病院横浜南共済病院は、内科、外科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科など、さまざまな診療科目がある総合病院です。特に整形外科に力を注いでいます。スポーツ特有の疾患に特化したスポーツ整形外科や脊椎系の疾患に対応した脊椎・脊髄センター、股関節・膝関節疾患専門の人工関節センターなど、高レベルの医療を受けることができます。
練馬総合病院練馬区総合病院は、脊椎低侵襲手術を積極的に取り入れている総合病院です。整形外科を専門とする医師は5名在籍し、複数の非常勤医も在籍しています。そのなかでも石井賢医師は脊椎脊髄外科の専門医として有名で、国内や海外でも講演をおこなうとともに、健康関連のテレビ番組にも出演系経験があります。
 
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